極早生
- YN-26
ゆら早生もとにして、和歌山県で育成された品種。 収穫時期が早く、食味はゆら早生の特徴を受け継ぎ、酸味と糖度のバランスが良い品種です。9月中旬から10月上旬くらいが旬となります。
- ゆら早生
一般的な極早生に比べ糖度が高く、薄皮も薄く、真ん丸い形が特徴です。 9月下旬から10月下旬に旬を迎える優良品種です。
- 日南1号
比較的栽培しやすい品種です。極早生では流通が多く、糖度と酸味のバランスが良く食べやすいのが特徴です。
早生
- 田口早生
早生品種で、最近流通量が増えている人気の田口早生は、減酸が早く、食味が良い特徴を持っています。しかし、樹勢が強く、剪定作業がやや難しいとされています。11月上旬から11月中旬に旬を迎えます。
中生
- 向山温州
和歌山県の向山さんの畑から発見された品種。 糖度・酸味のバランスが良く、扁平で玉揃いが良いため食べやすく独特のコクがあるのが特徴です。11月下旬から12月下旬が旬で、年末から貯蔵みかんにも流通があります。
- きゅうき
2011年に新品種として登録された中生品種。 「向山温州」に比べやや丸い形で、糖度も高く、酸度も減酸が早くまろやかな食味です。 「向山温州」と同時期に流通し、当園では少しずつ栽培面積を増やしています。
晩生
- 林温州
果形はやや扁平。風味が良好で長期の貯蔵に適し、蔵出しみかんの大半は林温州であります。食味はまろやかで糖度が高く、当園でも主流の品種です。 12月上旬から12月末までに旬を迎えます。
高糖系
- 紀の国温州
食味はじょうのう膜にやや硬さを感じ、酸は収穫時は強く感じますが、多汁で糖度が12度以上と高いのが特長です。貯蔵を行うことより、減酸が進み甘さが際立つようになります。蔵出しみかんとして流通しており、当園では2月下旬から3月上旬に出荷しています。 12月中旬から旬で、貯蔵に適しているみかんです。